2021.12.01 / UOZU
N.HOOLYWOOD
“TEST PRODUCT EXCHANGE SERVICE”
軍モノをタウンユースに。
2009年にミスターハリウッドから誕生したN.HOOLYWOODのアナザーライン。
デザイナー尾花氏のルーツとも言えるミリタリーアイテムに着目し、再解釈。
軍に正式採用を受けたブランドとコラボレーションをするなど、
本格的なミリタリーを体感することができる。
今までをどう変えるかを提示されているよう。洋服そのものの面白さが滲み出る。
ミリタリーモチーフのデザインはよく見かけるが、ここまで各国の軍や
古着などの要素をミックスされたものは見たことがない。
9/3のブログにてご紹介をしましたが、
今季のテーマはアメリカ空軍の「レインボーギャング」
ご覧になられていない方はこちらからご覧ください。
先日テレビで放送されていた映画『 トップガン 』
飛行甲板から戦闘機が飛び立つ際に彼らが映っていました。
事故防止から派手な色の衣服に身を包み、
脇役のようですが彼らがいないと効率的な艦載機の運用は難しい。
尾花氏の引き出しの多さ、懐の深さに驚かされました。
価値観は様々であくまで僕の主観ですが、今までの洋服や着こなしの
「こうあるべき」みたいな従来の常識を壊して好きを追求することは素敵だと思います。
本格派な米軍のミリタリーを、ひょうたんキルトベストとジャケットに落とし込む。
ベストはデッキクルーが実際に着用するデザイン。
後染によって表面のしぼ感や鮮やかな発色は空母の甲板にいるような
海が光を反射したような輝きを放つ。
アメリカ軍のFOOD INSPECTOR’Sのライナーコートから着想し、
ひょうたんキルトのスタンドカラージャケット型に。
レインボーギャングの色味をまた別の部隊とミックスされている。
ベストと同様に製品後染め加工を施すことで、
中綿の密度を高め高い保温性を保つ。
この２０年間変化をし続け、進み続けたN.HOOLYWOOD
尾花大輔氏にしか作れないモノに感情を動かされ、ファションを皆さんと楽しみたい。
それを伝え続けます。
