2020.06.19 / UOZU
2021年に設立20周年を迎えるN.HOOLYWOOD。
今シーズンは、この20年の軌跡の中で生まれた数々の名品を復刻。
シルエットを調節し、デザイナーの思い入れのあるファブリックを用いることで、現代的に新しく生まれ変わったコレクションです。
そのスタートは、東京コレクションにて新作を披露していた際に
ランウェイショーのバックステージ関係者が着用したSTAFF Tシャツを復刻。
それぞれのシーズンを象徴するこだわりのグラフィックの数々は、
デザイナーのランウェイへの想いが溢れています。
当時は非売品であった知られざる名品をお楽しみください。
上 : 2005S/Sコレクション “BACK TO DEVICE”
中 : 2008S/Sコレクション “AFTER SPUTNIC”
下 : 2010-11A/Wコレクション “COVERAGE”
〝pick up〟
“COVERAGE”
60年代から70年代にかけて南北統一をめぐり勃発したベトナム戦争。
「報道がもたらした平和」とも言われ、その切り口から戦争という
繊細なテーマをストレートに表現したコレクション。
ミリタリーを彷彿とさせるカーキと、ベトナム戦争が発祥とも言われる
グラフィティが力強く刻まれる。
上 : 2005-6A/Wコレクション “CAMP DENALI”
中 : 2010S/Sコレクション “AUTO JUNCTION”
下 : 2009-10A/Wコレクション “SKY SCRAPER”
〝pick up〟
“SKY SCRAPER”
20年代の高層建築を舞台に、時流に囚われず自身の信念を貫く建築家の
生涯を描いた映画 “The Fountainhead”からのインスピレーション。
無駄のない機能的なデザインやアール・デコが複雑に
絡み合う様を表現したコレクション。
シルエットの余白に夜空を描き、メタリックなブラックの箔が、
立体感となり表情を生み出す…
上 : 2007-8A/Wコレクション“THE GAME”
中 : 2006S/Sコレクション“THE SILHOUETTE”
下 : 2007S/Sコレクション“POPING 2”
〝pick up〟
“THE GAME”
カレッジスタイルをベースに、アメフトにフォーカスを当てたコレクション。
ランウェイは芝を敷き詰めフィールドを再現し、
対抗する架空のチームの選手入場シーンを演出する場面も。
カレッジTシャツをイメージしたプリントは、フロントには“COLLEGE”と“COLLECTION”の文字を重ねたミスプリントを表現し、
N.HOOLYWOODらしさが存分に味わえる。