2022.03.18 / TOYAMA
30YEARS OF FEMINITE DU BOIS
フェミニテデュボア 30周年 リミテッド エディション
フェミニテデュボアは1992年にセルジュ・ルタンスによって資生堂のために作られました。
当時、「世界初のユニセックスの香水」とメディアに称された香りです。
それまでの「女性らしさ」は、あまりに丸く、柔らかで
ゆったりと流れる、朧げな曲線で描かれてきた。
しかし「フェミニテデュボア」は違う。
大胆に「私の女」と呼びたくなるような女性の化身なのだ。
「木のフェミニティ」という名は、さまざまなルールやジェンダーの枠を超え
香りの世界に新たな道が切り開かれたことを告げていた。
香水は、感覚をよび覚まし、エスプリを高揚させるものである。
香り。それは触れることの出来ない幻影のようでいて 実体でもある、深みのある存在。
香りとは、私たちの影である。
贅沢な蜃気楼、私たちの投影像、典雅な舞・・・
それはまるで内に秘めた宮殿のような、甘美なクリスタルの世界なのである。
セルジュ・ルタンス
Biography
1942年3月14日 フランス・リールで誕生。
1968年 クリスチャン・ディオールのアーティスティック・ディレクターとして、メークアップラインの開発に従事。ディオールとのコラボレーションは12年に及ぶ。
1980年 資生堂のビジュアルアイデンティティの創造とグローバルイメージ展開の責任者となる。
1982年 香水「ノンブルノワール」のパッケージ、広告宣伝制作を担当。
1985年 資生堂INOUIのリニューアルを担い、そのコマーシャルフィルムはカンヌ映画祭で金賞受賞。
1992年 レ・サロン・デュ・パレロワイヤル・シセイドーがオープン。 パルファムの創作を本格的に開始。
2000年 パルファム・セルジュ・ルタンスのラインを創立。
2005年 ラグジュアリーメーキャップ「ネセセール・ドゥ・ボーテ」を開始。
2007年 フランス共和国文化芸術勲章コマンドゥール受章。