2021.09.24 / TOYAMA
吉田 克幸氏のライフワーク
こぎん刺しとは？
青森県の津軽地方に伝わる伝統的な刺し子。江戸時代の庶民たちが傷んだ布の補強や防寒のために生み出した技法です。
一針一針、一面に果てしない時間をかけて刺し縫いをしていきます。
それをランダムな柄に落とし込み、1から作り込んだこぎん柄。
従来の刺し子とは一味も二味も違う味のある風合いのに仕上がっています。
どの角度から見ても美しいパッチワーク。
ハート柄がギュッと詰め込んだオリジナルテープが、それぞれのこぎん柄の額縁のよう。
シャツジャケットはダイアモンド柄が贅沢に一面に広がる。
二重織の優しいガーゼのようなふんわり感。
肌、体を優しく包み込む。
シャツのような、ジャケットのような。オリジナルな提案。
PORTER CLASSICはこの ” 美術 / 芸術 ” を後世に繋げていこうとしている。
「美術館にはない美術」
洋服から「見て見て」と呼び掛けられるような迫力。
魂を感じます。
