2021.03.29 / TOYAMA
ドリス・ヴァン・ノッテンはベルギー・アントウェルペン出身の世界的に著名なファッションデザイナー
今や伝説となった「アントウェルペンの6人」のうちのひとり
現代の最も革新的なクリエイターの一人として世界的に高い評価を受けています
.今シーズンのDRIES VAN NOTENは
二つ “digital”、”genderless”という初の試みを掲げ発表された作品たち、、
彼が目指したのは、”過去を懐かしむのではなく、未来へ向かうエネルギーを与えてくれる服”
1920年代後半にニュージーランドの画家レン・ライ(Len Lye)が始めたセルロイドに絵を描く技法を
ドリスヴァンノッテンらしい解釈によって、サイケデリックな絵柄を色鮮やかなプリントで見事に再現
力強さ、大胆、楽観的、ピュア、歓喜、、、
私たちが知らず知らずのうちに求めていた精神的要素が全て詰め込まれた
エネルギッシュなデジタルコレクション。
時代に左右されない、今だからこそ大切にしたいうちなる部分…
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斜陽と交差する、カフタンドレスのゆらめき、、
大胆さをも厭わない、レン・ライの”デジタルアート”
まとえば恍惚感に包まれていく、、
まるで、咲き乱れる水仙の花のようなコントラストに覆われて、、
一針一針の糸(線)から作り立たれるのは、、
華麗かつ緻密な刺繍、それは世界一の刺繍の産地であるトルコの技法。
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波紋のように地平線まで広がる波の行方とは、、
それは、、
まだ見ぬ先へと進むこと。
線(自身)が指し示す光(未来)へと向かっていく、、
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